はじめに
私は令和4年に第一子を出産しました。初めての出産ということもあり、何もわからない状態で育児が始まりました。産院での丁寧な指導や旦那と義母のお手伝いもあり、なんとかなっています。様々な支援のお陰でとても助かったと思っていますが、その中の一つに「赤ちゃん訪問(新生児訪問)」がありました。
今日はその「赤ちゃん訪問(新生児訪問)」についてお話したいと思います。
「赤ちゃん訪問(新生児訪問)」とは?
「赤ちゃん訪問」とは、子育てに関する指導や地域の情報を届けるために役所の方が自宅訪問してくださるものです。市区町村によって名称や実施内容が異なるかもしれません。私は、川崎市に住んでいますので川崎市の「赤ちゃん訪問」についてお話します。
川崎市の「赤ちゃん訪問」には、「新生児訪問」と「こんにちは赤ちゃん訪問」があります。「新生児訪問」は助産師等の方が赤ちゃんの体重測定やお母さんの血圧測定を行い、育児の相談に乗ってくれます。「こんにちは赤ちゃん訪問」は身近な子育て支援情報をお伝えしてくださるだけのようです。お子さんが二人目以降だと「こんにちは赤ちゃん訪問」でいいかな、という形ですね。
私は第一子だったため、「新生児訪問」を希望しました。
役所への連絡と訪問日時
川崎市では、赤ちゃんが生まれたら出生届とは別に「出生連絡票」を提出します。ここに「新生児訪問」か「こんにちは赤ちゃん訪問」のどちらを希望するのか記載します。
提出後に役所から電話があるので、そこで訪問日時を調整します。私は生後半月頃に電話連絡をいただきました。もし電話の後に都合が悪くなった場合も、再調整可能だとのことでした。
新生児訪問当日の様子
私は赤ちゃんの体重測定もあったことから、一ヶ月健診から少し間を開けた生後1か月半頃に訪問を受けました。一ヶ月健診で体重を測っているので、間をあけて体重を測りたかったためです。
訪問当日、訪問員の助産師さんは玄関で登録証を出して役所の方であると挨拶してくれました。また、感染症予防のために持参したソープで手洗いもしっかりしていて、とても安心しました。
まずは、赤ちゃんの体重測定を行いました。赤ちゃんを裸にしてタオルにくるみ、ぶら下げて測る体重計で測定です。ぶら下げて測る体重計なんて、初めて見ました……。うちの子は一ヶ月健診から38g/日も増えており、「ちょっと多めに増えているかな」と言われました。
次に、私の血圧測定や子育て相談をしてくださいました。この時はまだ母乳・ミルク混合だったのでそれをお話したところ、
「体重も多めに増えているので、ミルクはなくても大丈夫だと思いますよ」
と言ってくださいました。母子手帳にも「ほぼ母乳」と書いてくださったのがとても嬉しかったです。その後安心してミルクを減らしていき、完全母乳に移行することができました。
また授乳間隔も聞かれたのでお話したのですが、
「夜間は、赤ちゃんを起こして授乳しているんですね?」
「はい。4時間以上あいてしまうので……」
「(今の月齢だと)赤ちゃんはお腹が空いたら泣いて起きてくれるので、無理に起こさなくて大丈夫ですよ」
と教えて下さいました!
実際にこの日から娘が泣くまで寝るようにしたところ、夜は4〜6時間寝て、お腹が空いたら泣いて起こしてくれました!この日から3時間以下の細切れ睡眠から解放され、本当に楽になりました。
地域の情報
子育て相談の後、訪問員の助産師さんは地域の情報を色々教えてくれました。
例えば、母乳育児で困ったら○○に行くとよい、○○では子どもを遊ばせられてママ友との交流もできるのでおすすめだとか。
私は川崎市が地元でなく地域情報に疎かったため、大変ありがたい情報でした。幸運なことに母乳育児で困りませんでしたが、困ったときにどこに相談すればいいのかを知っているだけで安心感がありました。
さいごに
たった1時間ではありましたが、初めての子育ての中で色々相談できたのはとても助かりました。第二子だったとしても、地域の情報を教えてくださるのは助かるだろうなと思います。
産院から退院後は孤独になりがちな育児ですが、役所の方は思ったよりも助けてくれます。困った時は役所に相談してもよいのだなと思いました。本当にありがたいです!
みなさんも、困った時は役所に相談してみることも考えてみてください!ただ、相談先はお住まいの役所によって違うので調べてみてくださいね。
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