はじめに
コロナの影響から、立ち会い出産ができない産院もあると聞きます。私の場合は人数制限はかかっていましたが、無事に旦那は立ち会い出産をすることができました。
今回は、旦那に立ち会い出産をしてもらった経験談をお話したいと思います。
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↑出産までの詳しい話はこちらで書いています↑
立ち会い出産の流れ
私の陣痛が始まったのは、朝7時頃でした。夜から前駆陣痛が続いていましたが、おしるしの後に10分間隔になったのでその時点で旦那には仕事を休んでもらうことにしました。その後計3回も産院に行きましたが、3回とも旦那が一緒について来てくれました。
最初に産院へ向かった時、旦那は「昼ぐらいには生まれるかな」と思っていたそうです。(実際は22時ごろでしたw)
3回目に産院に行ったのは19時頃でした。産院の診察時間は過ぎていたので旦那も一緒に産院の中に入ることができました。妊婦健診では中に入れなかったので、旦那はこの時初めて産院に入ったことになります。私はもう痛みでほぼ動けなくなっており、診察やNSTを受けてすぐに入院が決まりました。
その後旦那と一緒に分娩準備の部屋へ行き、着替えなどをしました。ここで急遽無痛分娩にすることになったので、分娩室へ行った後は無痛分娩の準備が始まりました。旦那は分娩室へ一緒に行きましたが、準備のために一度部屋を追い出されてしまったようです。
無痛分娩の準備待ちの間に、旦那はお互いの親へ連絡をしてくれていました。私の親は遠方だったため、そもそも立ち会いの予定はありませんでしたが、連絡してもらえて助かりました。
その後、助産師さんに
「どうぞ」
と言われて旦那が部屋に入って来た時、麻酔が効いてきて私はだいぶ冷静になっていました。
部屋に入った時、旦那は「いよいよか……」と覚悟を決めたそうです。
そこから娘が生まれるまでは、そこまで時間はかかりませんでした。旦那は私の隣で手を握っていてくれました。とうとう「ふにゃあふにゃあ」と産声をあげ、娘が生まれました。
新型コロナの影響
新型コロナの影響で、出産に立ち会いできるのは旦那、親の中から3人までと決められていました。最初から旦那1人で立ち会いしてもらうつもりだったので、うちはあまり影響を受けませんでした。
産院に行く際は、不織布のマスクが必須でした。また旦那は妊婦健診の付添はできないため、診察時間中は産院の中に入ることはできませんでした。3回目に産院に行った時は19時と遅い時間だったため、中に入ることができました。
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立ち会い出産の感想
妻側
1人で出産に臨むのではなく、2人でいれたのでとても安心感がありました。陣痛が始まっても、いつ出産できるのかは誰にもわかりません。そんな中、旦那がついていてくれたのがとても嬉しかったです。1人で痛みに耐えるのは本当に辛いと思います……。
旦那側
旦那が意外に思ったのは、私があまり叫ばなかったことと娘の産声が小さかったことだそうです。
無痛分娩だったためか、私が痛みで叫び声をあげるといったことはありませんでした。私が痛すぎると黙り込んでしまうタイプだったこともあるかもしれません。
産声は「おぎゃあおぎゃあ」ではなく「ふにゃあふにゃあ」でした。
生まれたての赤ちゃんは「おぎゃあおぎゃあ」と泣けるほどの強さはありません。弱々しく「ふにゃあふにゃあ」と泣きます。こんなにか細くて弱々しいんだ、と感じることで「親」としての自覚を持つことができたそうです。
さいごに
できれば、旦那さんに立ち会い出産をしてもらえたらいいと私は思います。出産の大変さは見ていないとわからないと思うからです。大変なときに一緒に乗り越えていける関係でいたいな、と私は思っています。
旦那は「立ち会い出産をしてよかった」と思ってくれているそうです。生まれた瞬間しか見れない娘の姿を見ることができたのはとても貴重な体験だったとのことです。
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