二回目の母乳育児①【一週間で完母!】

はじめに

 私は、上の子が1歳半ほどで二人目を出産しました。現在、2歳3ヶ月児と0歳10ヶ月児の育児中です。

 今回は、二回目の母乳育児にチャレンジした私の経験談をお話したいと思います。

完母に移行するまで

上の子の時はあんなに出たのに……【入院中】

 上の子が混合→完母だったので、下の子も完母にするつもりでした。上の子の時は、最初は出なくて苦労したものの、出始めて完母へ移行した後は何も問題が起きることもなく卒乳までいくことができました。

↓一回目の母乳育児の様子はこちら

「二回目だし、もしかしたら最初から母乳がたくさん出るかも!!」
 なんて、軽い気持ちがありました。しかし、いざ産後になってみると、その期待は大外れ!
 産後一日目は、ほんのり滲む程度しか出なかったのです……!
「え、上の子のときは、あんなに出てたよね?あれは幻想だった……?」
 正直、とても悲しかったです。また一から頑張らないといけないのかと思うと、心が折れそうな気持ちになりました。

 そこで思い出したのは、上の子の時に習った母乳分泌が増える仕組みです。
『一日8〜12回の授乳または搾乳』を続けて『分泌された母乳を出し切る』こと!
 この理論を信じて、とにかく頻回授乳または搾乳を頑張りました。つんくんは妊娠37週1日に生まれたこともあり、まだまだ飲む体力がなくて吸うことができませんでした。なので、授乳よりも手絞り搾乳をすることが多かったです。体力回復のために赤ちゃんを預けて寝たとしても、夜中に起きた時は手絞り搾乳!すると、産後二日目にはスプーンに数滴産後三日目にはスプーン一杯弱まで出るようになっていました。

胸が張り始めた!【産後4日目〜6日目】

 退院した産後四日目には、スプーン一杯ほど出てくれるようになっていました。なんとか手絞り搾乳から搾乳器へ移行するレベルまで出てくれた、という感じです。家に帰ってからは以前使っていた搾乳器を出してきて使用。搾乳器を使っているうちに搾乳の仕方を思い出してきて、母乳が乳腺に溜まっていそうな固い部分をマッサージしながら授乳と搾乳をするようになりました。固い部分を押し出すようにマッサージすると、母乳がドバッと出てくれるので手応えを感じることができます。すると、産後五日目には、日中10〜20ml、夜45mlほど搾乳できるように。授乳した後に、下の子が満足した顔を見せてくれる時もあるようになりました。

 産後五日目45mlも搾乳できたので、これ以上分泌量を積極的に増やす必要はなくなったと判断。産後六日目からは、授乳後に満足した顔を見せてくれた時はミルクをやめ、搾乳もやめる方針にすることにしました。就寝前だけは寝てほしい一心でミルクをあげましたが、夜中の授乳でもミルクをやめることにしました。

完母へのほぼ完全移行!【産後7日目〜】

 産後六日目に寝る前以外ミルクを足さずにいけたので、産後七日目からは正式に母乳のみに!
 産院でもらったミルクが残っていたので就寝前に飲ませていましたが、残す日もありました。産後半月ほどでミルクがなくなり、母乳のみに完全移行することができました。

一週間で完母へ移行できた秘訣は?

秘訣①:母乳を増やす仕組みを理解していた

 『一日8〜12回の授乳または搾乳』を続けて『分泌された母乳を出し切る』こと!

 母乳の分泌量を増やす時に一番重要なのは、これにつきます。これを知っていたからこそ、なにをどう頑張ればいいのかがわかり、産後のダメージが大きい状態でも母乳育児を頑張ることができました。
 特に、『一日8〜12回』という数字を知っていたのが大きかったです。数字を知らなかったら、いくら頑張っても「まだ足りないんじゃないか」と不安になってしまったと思います。実際、私は一日7〜8回の授乳しかできませんでしたが、「『8〜12回』が効果的なんだからこれぐらいやってれば大丈夫だろう」と思うことができました。

↓母乳が出る仕組みの詳細はこちら

秘訣②:『満足の顔』を知っていた!

 一回目の母乳育児と違ったこと、それは授乳後の『満足』の顔を知っていたことです!

 一回目の母乳育児では
「何分授乳すればいいの?」
「これで、本当に足りているの?」

と、不安に思うことが多かったです。母乳が足りているサイン(おしっことうんちの回数)は教えてもらっていたものの、授乳のたびに「これで足りているんだろうか?」とどうしても不安になってしまうのです。「もしかして、新生児だから体力がなくて『飲む』体力がないだけ?」と思ってしまったり。
 しかし数ヶ月もすると、お腹いっぱい飲めた後は『満足』の顔をすることに気が付きました。
『満足』の顔を確認したら、授乳をやめても大丈夫!
 これに気がついてからは、授乳のやめ時がわかってとても楽になりました。

 二回目の母乳育児となる今回は、最初から『満足』の顔を知っていたので、早々にミルクをやめる決断をすることができました。ミルクをやめると授乳だけで終わるので、その分を休憩時間に当てることができます!きちんと休む時間を確保できたのも、母乳がよく出るようになったのに繋がったのかなと思っています。

↓『満足』の顔(※イメージ図)

秘訣③:胸を触って状態を確認していた

 一回目の母乳育児の経験から、私は胸を触れば『母乳を出し切ったのか』『乳腺が詰まっている箇所』を判断することができました。だからこそ、産後六日目に『これ以上母乳の分泌量を積極的に増やす必要はない』という判断をすることができたのだと思います。

 なお、『乳腺が詰まっている箇所』をそのままにしたら、母乳の分泌が悪くなってしまいますし、放っておくと乳腺炎になってしまいます。なので、授乳のたびに胸の状態を確認し、詰まっている箇所を解消するようにしていました。

さいごに

 じゃあ、『胸の状態を確認する』ってどうするの?そう思われる方が多いと思います。


 次回は、私が『胸の状態をどうやって確認していたのか』について、お話したいと思います。

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