はじめに
みなさんは、産院をどのような基準で選ばれるでしょうか。産院によって、かかる費用、入院中の食事等大きく違ってきます。
今回は、私がどのような基準で産院を選んだのか、また実際に選んだ産院はどうだったのかについてお話したいと思います。
産院選びの基準
自宅からの距離
自宅からは、電車を使って30分程度、車で15分程度の距離でした。これぐらいなら妊婦健診は通いやすく、出産当日もすぐに向かえるだろうと思い、ここで問題はないだろうと判断しました。
総合病院より費用が安かった
近くの総合病院と比較したところ、個人産院の方が圧倒的に費用が安かったです。
分娩件数が多かったこと・帝王切開の対応が可能だったこと
費用が安いと言っても、なにか緊急の事態があったら困ります。そこで、分娩件数と帝王切開の対応ができるかどうかを調べました。
分娩件数は、1年で1,100件以上あることにこだわりました。なぜ1,100件なのかというと、1年365日×3=1,095になります。つまり、1,100件以上ということは、一日に3件以上の実績があるということになります。
一日に3件以上の実績があるということは、スタッフの方も慣れているだろうと思いました。
次に、帝王切開件数ですが1年で100件以上の実績がありました。これだけ実績があれば、万が一なにかあっても対応してもらえるだろうと思いました。
以上の理由を目安に、実績のある個人産院を選びました。
選んだ産院の良かったと思う点
無痛分娩への対応
私は普通分娩を予定しておりましたが、出産当日痛みに耐えきれずに急遽無痛分娩に切り替えました。無痛分娩に対応可能かどうか、特に当日切り替えが可能かどうかは事前に確認しておくとよいかもしれません。
最新知識を用いた母乳指導
母乳育児の指導は、産院によってまちまちだと聞いたことがあります。しかし私が選んだ産院は、最新知識を用いた母乳育児指導を行っておりました。最新の研究などから分かった母乳育児の知識を教えてもらうとともに、昔から言われているけど間違っている知識など、なぜ間違っているのか根拠を示してもらいながら、教えてくださいました。この指導があったからこそ、現在私は完全母乳で子育てができていると思っています。
※母乳育児に関する記事はこちら(前編・後編)
トラブル対応・産後のケア
出産当日、予想以上の痛みで苦しんでいた私に無痛分娩を提案してくださったり、産後2ヶ月以上経ってからも「なにか問題はありませんか?」とわざわざ電話をしてくださったり、院長先生がとても丁寧な対応をしてくださいました。助産師さんも「育児で困ったら子育て相談会に連絡してね」と言ってくださり、初めての子育てでしたがあまり不安に思うことなく子育てを続けられています。
入院中の食事が美味しかった
入院中、昼夜問わず赤ちゃんのお世話が続く中で、食事は唯一の楽しみでした。別に食事なんて、と思ってはいけません!美味しい食事があるだけで、気持ちが違います!
また、別料金がかかりましたが、旦那とお祝い膳をいただくことができたのも嬉しかったです。入院中はどうしても孤独になりがちだったので、久しぶりの旦那との食事はホッと一息つくことができる時間となりました。
選んだ産院の悪かったと思う点
診察の待ち時間が非常に長い
良かった点を読んでいただければおわかりになると思いますが、私が選んだ産院は人気の産院でした。そうなると、必然的に診察の待ち時間は長くなってしまいます。予約時間前に産院に着いても、実際に診察が終わるまでには2〜3時間かかっていました。妊婦健診の時はもう少し早くならないかなと思ってましたが、入院を経て「あれだけの対応をしてくださるのなら仕方ないな」と思っています。
産院の良かった点と悪かった点のまとめ
良かった点 | 悪かった点 |
自宅から近い | 診察の待ち時間が非常に長い |
総合病院より入院費用が安かった | |
分娩件数が多かったこと 帝王切開の対応が可能だったこと | |
無痛分娩への対応 | |
最新知識を用いた母乳指導 | |
トラブル対応・産後ケア | |
入院中の食事が美味しかった |
さいごに
私が選んだ産院は、結果的に非常に良かったです!二人目を出産することがあっても、ここを選びたいと思っています。
そんなに重視していなかったけれど、実際に入院したらあって良かったなと思う点もありました。特に、食事は本当に大切です!w
みなさんの産院選びの一助となれば、幸いです。後悔のない産院を選びましょう!
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