はじめに
私は令和4年に第一子を出産し、1か月半でミルク・母乳混合から完全母乳に移行しました。初めての出産でしたが、産院の手厚いサポートにより完全母乳に移行することができました。
※完全母乳への移行についてはこちら(前編・後編)
しかし、産院の手厚いサポートがあっても母乳育児にはたくさんの困難がありました。その最大の難点としては、普通の授乳はどんなものかを知らないということでした。普通はどれくらいの時間をかけるものなのか、赤ちゃんはどのくらい飲むものなのか……。
そこで、今回は私の授乳スタイルと私と娘が母乳育児に慣れるまでについてお話したいと思います。
私の授乳スタイル
授乳にかける時間
私の授乳にかける時間は、両胸合わせて15分〜30分程です。今の娘(3ヶ月)は飲む量にムラがあるため、かかる時間も一定ではありません。
完全母乳に移行する前までは授乳時間を測っている時期もありました。左右10分ずつではなく胸がふにゃふにゃになるまであげるようにと言われてその通りにしていましたが、2週間健診で助産師さんに「ちょっと授乳時間が長いかな」と言われたので、時間を測ってみることにしたのです。時間を測ってみると、たまに両胸合わせて30分を超えていることがありました。授乳は30分以上かけないようにと言われていたことを思い出し、30分は超えない程度に授乳時間を調整するようにしました。
その後、なんとなく自分がどれくらい授乳に時間をかけているのかをつかめるようになり、次第に時間を測らなくても大丈夫になりました。
左右をどれくらいあげればいいのか
左右の胸のどちらかを多くあげると、胸の大きさに差ができてしまうと言われます。ですが胸がふにゃふにゃになるまであげるようにと言われたので、私はどうすればよいのか迷いました。
新生児期の娘は片方の胸を飲んだら満足することが多かったです。また私は右胸のほうがよく母乳が出たので、どうしても右胸のほうをあげることが多くありました。なので、左胸からあげるようにすることで直接授乳の回数をできるだけ揃えるようにしました。
産後3ヶ月現在、娘は両胸から飲むようになり心配はなくなりました。胸の大きさも差ができているようには見えません。
授乳の姿勢
以前(前編・後編)お話しましたが、私は最新知識を持っている産院で母乳育児の指導を受けました。出産入院中に一番指導を受けたのは、授乳時の姿勢です。
私はいわゆる縦抱きで授乳を行っています。縦抱きだと授乳クッションも使わずに授乳することができます。外出時にも授乳しやすいので、個人的におすすめです。授乳クッションは買ったんですけど、ホコリを被ってますw
私と娘が母乳育児に慣れるまで
母乳が出ない時期
この時期は、私も娘も母乳育児に慣れておらず大変でした。私は授乳のスタイルが確率できておらず、娘は飲み方が下手でした。しかも娘がどれだけ吸ってくれても母乳は出ないので罪悪感を抱くことも……。
さらに、直接授乳とミルクと搾乳をやっていたのでいくら時間があっても足りず、常に眠かったです。本当に授乳のやり方があっているのかという不安もあり、この時期が一番大変でした。
母乳・ミルク半々の時期
母乳がだいぶ出てくるようになり、娘への罪悪感が少なくなってきた時期です。私の授乳姿勢もうまくなってきて、やりやすくなってました。
しかし、圧迫授乳をすると娘が飲みきれずにむせるという新たな問題が発生しました。母乳が出るようになり娘が「ゴクゴク」飲むようになってたのですが、そこで圧迫授乳すると出すぎてむせて大泣きするのです。母乳量を増やすには圧迫授乳で母乳を出しきらないといけないのですが、圧迫授乳をすると娘が大泣きするという……。続けるうちに段々と娘がむせることもなくなり、時間が解決してくれました。
完全母乳の時期
現在では、私も娘も授乳にすっかり慣れました。最近は娘も飲みながら私の顔を見てくれるようになり、スキンシップの一種となっています。
たまに義母に預けて外出することがあるのですが、哺乳瓶でミルクを飲むのは少し嫌がるようになっているようです。嫌がりつつも飲んでくれるそうですが。
さいごに
最新知識を持っている産院で母乳育児の丁寧な指導を受けましたが、それでも母乳育児の疑問点はたくさんありました。なので、今回私の授乳スタイルをお伝えすることで同じような疑問点を持っている方の参考になればよいと思っています。
みなさんも、よい母乳育児ライフをお送りください!
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