はじめに
令和4年に誕生したうちの娘も、もう生後3ヶ月になりました。
月齢ごとの発達はこちらでまとめていますが、うちの子の「ハンドリガード」についてもう少し詳しくお話したいと思います。
―ハンドリガードとは?
ハンドリガード(Hand-regard)とは、赤ちゃん特有の仕草です。「ハンド(Hand)」を「リガード(regard)」する、つまり「手をじっと注視する」という意味です。
生まれてすぐの赤ちゃんはまだ自分の手の存在に気づいていません。目の前のものに焦点を合わせられるようになり、よく視界に入ってくる不思議な手の存在に気づき、観察し始めるのです。手の存在に気づいたら、次は「手とはなんだろう」と確かめるために口でしゃぶってみる。これが指しゃぶりに繋がります。
ハンドリガードは生後3〜4ヶ月頃から始まることが多いと言われますが、赤ちゃんの発達には個人差が多いのでもっと早い子や遅い子もいるようです。
うちの子紹介
しぃちゃん
令和4年に誕生した女の子
他の子よりおめめが大きい…気がする
ハンドリガード前の体の発達〜しぃちゃんの場合〜
しぃちゃんは、比較的発達が早いように感じます。
新生児期には首を左右に動かすことができ、周囲の人に興味を示し目と顔で追っていました。手足もよく動かしていました。生後1ヶ月半にうつぶせ練習を始めたときにも、顔をわずかに浮かせることができました。なので、ハンドリガードが始まるのも早かったです。
ハンドリガードの始まり〜突然始まった指しゃぶり練習〜
生後2ヶ月のある日、突然しぃちゃんは指しゃぶりの練習を始めました。
最初は、たまたま口に入った指を舐めるという動作です。ただ、まだあまり手をうまく動かせないのでしょう。何度もチャレンジしますが、成功するのはまれです。拳を口に入れようとして入らないことも。チャレンジして失敗してはわめく、ということを繰り返していました。
この頃はまだ原始反射のような手の動きもまだ残っていたので、手をうまく動かすことができなかったのだと思います。
数日でマスターした指しゃぶり
めげずにチャレンジを繰り返すうち、段々と指が口に入るようになってきました。指の中でも親指がお気に入りのようで、親指だけを口に入れられるようにチャレンジを繰り返します。指しゃぶりができる時間も数秒から数十秒へと伸びていき、とうとうたった数日で指しゃぶりをマスターしてしまったのです!
指しゃぶりマスター後は、指しゃぶりの大流行が始まりました。気づいたら、ずっと指しゃぶりをしています。最初は「チュパチュパ」でしたが、次第に「じゅぱじゅぱ」と音を出して舐めるようになりました。しぃちゃんの真剣度合いを表していますw
手の観察と指を動かす練習
しばらくすると、指しゃぶりだけではなく手の観察も始まりました。自分の手だと認識できてきたようです。手を目の前に持ってきて、「じっ」と見つめていました。真剣に自分の手を観察している様子は、とても可愛かったですw
手の観察と同時期に、指を動かす練習も始まりました。手を下ろしている時、よく見ると指を動かして練習していたのです。観察しているうちに、段々とスムーズに動かせるようになってきました。
指が動かせるようになってくると、手の観察をしながらも指を動かすようになりました。
その後の手指の発達〜生後3ヶ月〜
生後3ヶ月になり、だいぶ指が動かせるようになってきました。自分の服をそっとつまんだり自分の髪の毛の感触を楽しんだりしています。抱っこしたときに私の服を掴むこともあります。
原始反射のような動きはほとんどなくなりました。手を握り込んだままではなく、開いた状態にしていることも増えました。ホコリを握り込むことが少なくなったのはありがたい!w
興味のあるものに自分の手を伸ばすようになるのももうすぐかな、と思っています。
最近は、自分の足を見ていることもあります。今度は足の存在に気づいたのかもしれません!
さいごに
今回は、うちの子のハンドリガードについてお話しました。うちの子は発達が早い分早く動けるようになって、お世話も大変になるのだろうなと思っています。手の届く範囲にあるすみっコぐらしグッズを片付けなければ……(泣
赤ちゃんの発達には個人差があります。早いから、遅いからと不安になる必要はありません。それよりも今の赤ちゃんは今だけなので、思う存分楽しみましょう!
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