しぃちゃんが卒乳するまで【経験談】

はじめに

　うちのしぃちゃんが、卒乳しました！嬉しいやら寂しいやら……。

　今回は、うちの子が卒乳するまでと卒乳に際して私が感じたことをまとめてみました。

我が家のミルク事情

　うちは、混合→完母育児でした。しぃちゃんが生まれてから１ヶ月半ほどかけて徐々に完母に移行し、それ以降は完母育児をしていました。母乳にこだわりがあったというよりは、コスパがいいという理由で完母を目指しそれを達成しました。

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しぃちゃんがほぼ卒乳するまで【時期別】

新生児期〜生後５ヶ月頃

　一日の平均授乳回数：多い時期８〜１０回、落ち着いてきた時期６〜７回

　新生児期は、混合から完母に移行するまで本当に大変でした。産後の不調も重なり、先の見えない課題に直面している気分でした。それでも産院で教えてもらった内容を思い返しながら淡々と進めていき、一ヶ月半ほど経過した頃に役所の助産師さんからお墨付きをいただき、無事に完母育児に移行できました。その後、しぃちゃんは毎日母乳を飲み、ぐんぐんと体重を増やしてくれました。
　生後５ヶ月から離乳食を始めましたが、授乳スタイルに変化はありませんでした。離乳食も始めたては一日にひとさじ、ふたさじの世界なので、ほとんど母乳で栄養を取っている状態でした。

生後６ヶ月〜生後７ヶ月頃

　一日の平均授乳回数：５〜４回

　離乳食を開始して、一ヶ月。段々と離乳食の量が増えてきたので、自然と授乳回数も減ってきました。こちらが減らすというよりかは「離乳食をたくさん食べた日はあんまり飲まないな」と気づいて、自然と授乳回数が減っていった感じです。

生後８ヶ月〜生後１１ヶ月頃

　一日の平均授乳回数：４〜１回

　私はしぃちゃんの１歳の誕生日前日まで育休を取得しています。生後８ヶ月はちょうど「もしかしたら育休延長できないかもしれない」と悩んでいた時期で、「保育園入園までには、授乳回数を最低でも２回にしておかなくては！」とはりきっていた時期でした。でも私がはりきっていても、しぃちゃんの気持ちは違います。生後８ヶ月の時に授乳回数を４回から３回に減らそうとしたら、しぃちゃんから不満を表明されてしまいました。離乳食をたくさん食べる子でしたが、飲むという行為がとても落ち着くようでなかなか離してくれませんでした。
　それでも、生後１０ヶ月頃にはいつの間にか授乳回数は２回まで減っていました。段々としぃちゃんの執着がなくなり、自然と授乳回数が減っていった形です。あまり一気に減らすと、しぃちゃんへの影響や乳腺炎になることが怖かったので、月に一度減らすだけに留めました。授乳回数が２回まで減らせた時、私は心底ホッとしました。朝１回と夜１回なら、もし保育園入園になってもなんとかなるからです。
　しかしホッとしたのもつかの間、二人目を妊娠していた私は鉄分不足に悩まされることになりました。夏バテもあり、一日中フラフラ、座っているのもきつい状態になってしまいました。そこで、しぃちゃんには申し訳ないですが授乳回数をさらに減らして授乳回数を２回から１回にさせてもらうことにしました。幸い、しぃちゃんは受け入れてくれました。

生後１２ヶ月現在

　一日の平均授乳回数：０回！

　無事に育休延長もできることになったので、授乳回数の心配はいらなくなりました。２回から１回に減らしてからは、鉄分不足を感じることもありません。「これ以上減らす必要はないから、あとはしぃちゃんがいらないと言うまで飲ませ続けようかな」と思っていたのですが、しぃちゃんの歯が生えてきた影響なのか授乳の時に痛みを感じるようになりました。二人目妊娠の影響で胸が張っているような感覚もあるので、そのせいもあるかもしれません。
　そこで、申し訳ないけれど最後まで卒乳させてもらおうと決意！寝る前の１回の授乳をなくしてみました。元々、お風呂上がりの水分補給は別でさせるようにしていたので、水分不足の心配はありません。問題はしぃちゃんの反応なのですが……授乳しなくても何も文句を言われない！文句を言われなかったのでそのまま寝かせたら、いつもどおりに寝てくれました……。なんだか寂しいような気持ちを感じながらも、その日以降授乳はしていません。

卒乳間近になった感想

　母乳を増やそうとしていた時期、母乳が漏れて大変だった時期、授乳をほとんどしなくなった現在。いろんな時期を経験してきました。正直、あんなに出ていた母乳が出なくなるなんて体は不思議だなぁと感じています。計画的に、ゆっくりと授乳回数を減らしてきたおかげで、乳腺炎などトラブルも起きずに卒乳間近を迎えることができました。母乳が出る仕組みを習ったので「ゆっくり減らさないとやばい」と思ったので、自分のためにもしぃちゃんの気持ちのためにも計画的に行動してきました。それが実を結び、ホッとしています。

まゆみ

……乳腺炎にならなくてよかったぁ

　しぃちゃんはまだまだ手がかかりますが、それでも私が栄養をあげないと生きていけないような赤ちゃんから、だいぶ成長してきました。今では手づかみ食べで食べ物をパクパク食べます。これが成長していくということなんだなぁ、と少し寂しいような気持ちもあります。でも新しいことができるようになっていくのはとても嬉しい！こうやって親になっていくものなのかもしれないですね。