はじめに
出産前、私は仕事をしていました。妊娠してから産休に入り、令和4年に第一子となる娘を出産し、育休に入っています。旦那も育休を取ってくれ、二人で初めての育児に勤しんでいます。
主に私が娘のお世話をするので、旦那が家事をメインにやってくれています。座ってたらご飯を出てくる生活です。なのに、そんなに楽だと感じない。それはなぜか……。
今回は、私なりになぜ育児が大変なのかを考えてたことをまとめてみました。
赤ちゃんのいない生活といる生活
赤ちゃんのいない生活
私は、妊娠前は事務仕事をしていました。残業は多少あるものの、旦那よりも私のほうが先に帰宅できることが多いので帰ったら夕飯を作って旦那を待っていました。
仕事を思いっきりやって「今日はこのぐらい進んだな」「明日はこれやらなきゃな」などと考えながら電車に乗り、「今日はちょっと違う料理に挑戦してみようかな」「旦那の好きな料理を作ろう!」とレシピ検索をしながら帰るのが楽しかったです。
仕事で達成感を得た後、電車に乗ってからプライベートに切り替える。とても充実した日々を過ごしておりました。
赤ちゃんのいる生活
出産後は、義母や旦那がいてくれているので家事はほとんどおまかせしています。なので、私は3時間ごとの授乳、泣いたらオムツ替えか抱っこをする生活になりました。すると、
「一日何やったのか?」と言われると、
「抱っこ、オムツ替え、授乳だけ……かな?」と生活です。
もちろん旦那も娘のお世話をしてくれるのですが、私が抱っこしたほうがおとなしくなるのでどうしても私がお世話の中心になってしまいます。
ある日、ふと「旦那は家事をやってくれているのに、私がやっていたのは抱っこ、オムツ替え、授乳だけか……」と考えてしまいました。
育児の大変さと産後の体
―なぜ育児は大変なのか
出産前は「○○をやった」という達成感を得つつ仕事をして、帰ってからプライベートを充実させることでメリハリをつけた生活ができていました。夜も朝までぐっすり寝れます。
今は「一日何やったのか覚えていない」「話の通じない赤ちゃんのお世話しかしていない」という生活です。産後3ヶ月を過ぎた今でも夜は必ず一度は起きて授乳をします。娘のぐずる声が聞こえるとどうしても深く眠ることができません。
「終わりのない赤ちゃんのお世話」これが、育児の大変さではないでしょうか。
睡眠時間を削りながら赤ちゃんのお世話をしていると、本当に気が滅入ってしまう……(泣
男性育休の大切さ
ということを旦那さんに伝えられればよいのでしょうが、産後はそれができないのです!これが家事・育児している女性と仕事をしている男性の間に起きるすれ違いの原因だと思います。
産後は本当に頭が回らなくてなにもやる気が出ないのです。そんな中一番優先すべき赤ちゃんのお世話をしてしまったら、「なぜ今大変なのか」「どんな手伝いが欲しいのか」を考える余裕すらなくなってしまいます。
関連記事:▽産後の体調はどうなるの?【実体験】
うちの旦那は育休を取得してくれ、今は一緒に育児をしています。娘が泣き止まない大変さや下ろすと泣き止まないからずっと抱っこしていないといけないことも知ってくれています。でも、育休を取ってくれなければこの大変さを伝えることはできませんでした。
旦那が仕事に復帰しても「今日しぃちゃんが泣き止まなくて大変だったから家事ができなかった」と伝えることができる。それだけでとても心が楽です。
ワンオペ育児をしなければいけない方へ
育休を取れる方ばかりではありません。どうしてもワンオペをするしかない方もいらっしゃると思います。そんな方にお伝えしたいのは「赤ちゃんの生存を確保するだけで大きな成果だ」ということです。「今日なにもできなかった……」ではなく「今日も赤ちゃんの生存を確保できた!」と思っていただきたいです。
また、地域の支援も積極的に使いましょう!私の場合、新生児訪問で役所の方が地域の支援を色々教えて下さいました。産後は「いつもの自分」ではないので、疲れを認識することすらできません。使えるものは使って、体を早く回復させることが一番です!
関連記事:▽【新生児訪問】役所の方が育児相談に乗ってくれたお話
さいごに
産後3ヶ月を過ぎてブログをやる余裕も出てきましたが、産後1ヶ月は本当になにもできない状態でした。義母や旦那の手伝いもあり体の回復に専念することができたからようやく体を回復させることができたのに、ワンオペ育児をしていたら体は全然回復しないと思います。
これから出産を控えている方、産後は不調が続くだろうということを今のうちに旦那さんに伝えてください。「大丈夫!」と自分で言ってはいけません!旦那さんや親、地域の支援、なんにでも頼って育児をしましょう!
もしこの記事を読まれている旦那さんがいたら、産後の奥さんを大切にしてあげてください!「なにを手伝ってあげるべきか」がわからなければ、まずは奥さんが体を休める時間を作ってあげてほしいです。
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