はじめに
「首がすわる」というのは赤ちゃんの大きな成長の第一歩です。首がすわれば抱っこするのも楽になり、お世話もだいぶ楽になります。ですが、首がすわったかどうかの判断はとても難しいです。
「もう首はすわったかな?それともまだかな……?」
そう思う日々が続き、なかなか縦抱きで抱っこひもを使える日を心待ちにするのです……。
今回は、首がすわっている基準とうちの娘の首すわりの経過をお話したいと思います。
首がすわるとは
赤ちゃんの首がすわるということ
生まれたばかりの赤ちゃんは、ふにゃふにゃです。自分の体を動かすことも支えることもできません。手足は動きますが、ほとんどが原始反射であり自分の意志ではありません。
そんな赤ちゃんも、次第に顔を動かせるようになり、手足を動かせるようになり、腰など胴体を動かせるようになっていきます。その中で自分の体を支えることもできるようになってきて、首がすわってくるのです。首がすわるということは、自分の体を支えられるようになってきたという成長の現れなのだと私は思っています。
首がすわったかどうかの確認方法
赤ちゃんの首がすわってきたな、というのはわかるのですが、完全にすわったかどうかを確認するのは難しいです。「首がすわったかどうかの確認方法」はあるのですが、これをやってくれるかどうかは赤ちゃんがやる気になっているかどうかも関わってくるからです!なので首がすわってきたと思ってもしばらくは手で支えてあげた方がよいと言われます。
〈首がすわったかどうかの確認方法〉
・あお向けの姿勢で顔が自由に動くか
・腹ばい(うつぶせ)状態で頭を持ち上げられるか
・腕を持って上体を引き起こした時に頭が持ち上がってくるか
(よくある赤ちゃんがやる気になっていない状態)
・うつぶせにしても、指しゃぶりが楽しくて頭を持ち上げない……!
・腕を持って上体を引き起こしても、頭を持ち上げる気になってくれない……!(泣
うちの子の首すわり経過
生まれてから生後1ヶ月
生まれたての娘は、ふにゃふにゃでした。抱き上げても自分の体を支えることはまったくできていませんでした。
産院の助産師さんから
「泣き止まない時は縦抱きにすると安心するよ」
と聞き、縦抱きにして寝かしつけることがよくありました。
生後1ヶ月半頃に役所の助産師さんから「うつぶせ練習をするといいですよ」と教えてもらい、一日に1回程度うつぶせ練習を始めました。この時期は、まだまだ頭は持ち上がっていなかったです。
生後2ヶ月
新生児の頃から、しぃちゃんをお膝に座らせることがよくありました。この姿勢だと安心するのか機嫌がよかったためです。
生後2ヶ月に入った頃から、この姿勢から頭を持ち上げようとするようになりました。自分でやってるのでそのままにさせました。
生後2ヶ月後半頃、縦抱きにしても自分で頭を支えてるなと感じることが多くなりました。試しにそっと首を支えている手を離すと、たまにグラつくものの自分で頭を支えていたのです!ただ、まだグラついていて危なかったので手で支えるようにしました。
また、生後1ヶ月半頃から続けているうつぶせ練習で、段々と頭を持ち上げられるようになってきました。指の存在に気づくと指しゃぶりに移行してしまいますが、頭を持ち上げる気になった時には短時間頭を持ち上げて前を見れるようになってきました。持ち上げた後、グラッとしてへたっていました。
生後2ヶ月末には、前を見ることができるぐらいに頭を持ち上げられるようになりました。
生後3ヶ月
生後3ヶ月のある日、抱っこして寝かしつける時に顔を見なくても娘が寝たのがわかることに気が付きました。寝てくれると、体の力が抜けるのです。体の力が抜けたのがわかるということは、起きている時は自分で体を支えているということになります!これに気づいた時は、本当に感慨深かったです。
生後3ヶ月末には、縦抱きにしても首がグラつくことはなくなっていました。うつぶせの体勢でも、頭を持ち上げてキョロキョロと見渡して声を出す余裕もありました。
生後4ヶ月現在
生後4ヶ月になった今、首はほぼすわっています。片手で抱っこできるようにもなり、お世話がとても楽になりました。もうすぐ旦那が仕事復帰してしまいますが、一人でお風呂に入れるのもできそうで安心しています。
さいごに
自分の体をろくに動かせなかった娘が、もう手足をバタバタと元気よく動かして色んな方向をよく見るようになりました。うつぶせの体勢にした時、以前は腰から下がまったく動かなかったのに、今は足をバタバタとさせます。
たった4ヶ月の間にとても成長したな、と感動します。赤ちゃんの成長は、本当に素晴らしいですね。
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