はじめに
よく、妊娠中は太りすぎてはいけない!と言います。
みなさんは、どのように妊娠中の体重を管理されているでしょうか?
または、これからどのように管理していこうと思われているでしょうか?
私の経験をお話させていただくので、皆さんの一助となれば、幸いです。
体重増加の話をするには、食欲に影響することも多いつわりがどうだったかをお話しないと始まらないので、まずはつわりの話からお話させていただきます。
つわり
つわりというと様々ありますが、私の場合は食べづわりと眠りづわりでした。
私の食べづわりは、妊娠2ヶ月頃から始まりました。
今まで普通に食べていたものが、何故か全く食べられない!特に、温かい白米がダメでした。
白米より、パン。それから、サラダが食べたい。
温かくなければまだまし、と冷たいお茶漬けを食べることもありました。
幸運だったのは、空腹でも気持ちが悪くならなかったことです。食べるものにさえ気をつけていれば、通常通りの量を食べているだけだったので、体重管理は特に気にせずにすみました。
妊娠3,4ヶ月頃には、白米も食べられるようになり、食べづわりはすっかり落ち着きました。
眠りづわりは、妊娠中期頃から現れ始めました。
特に、妊娠8ヶ月頃に産休に入ってからが顕著でした。
毎日、朝起きて出社する主人を見送ってから、一時間ほどお昼寝タイムに移行します。
それでいて、夜は主人よりも早く寝てしまうのです……。
(いつもなら、絶対主人の方が早く寝ているはずなのですが)
眠りづわりは、結局出産するまで続きました。
体重管理
私は、妊娠前は身長:168cm、体重:52kgでした。
39週で出産するまでに11.7kg増え、63.7kgになりました。
ちなみに、産後2ヶ月半頃までに、54kg台まで落ちています。
私が、妊娠中の体重増加の目安としたのが以下の表です。
昔は、妊娠中の体重増加を10kg以内に抑えるだとか言われていたようですが、若い世代に痩せ型の人が増えているため、現在では体重の増加目安が見直されているようです。
私の妊娠前のBMIだと低体重(やせ)に当てはまるので、妊娠中の体重増加目安は12〜15kgとなります。
実際、私はほぼ目安通りの体重増加をすることができました。
体重増加管理をしている中で、大変悩んだことがありました。
それは、妊娠期間中全体で何kg増やせばよいのかはわかったものの、妊娠期間中にいつ、どの程度増やしていけばよいのかがわからない、ということです。
そこで、参考例として私の体重増加を下記に記載しておきます。
【目標】
妊娠0〜11週 :妊娠前と同じ
妊娠12〜23週:4週間で1kg増
妊娠24〜39週:4週間で2kg増
※妊娠後期になると、体重増加しやすくなるため、増加目安を変えています。
【実際の体重増加】(4週間の増加値)
妊娠11週 :妊娠前+1.0kg (+1.0kg)
妊娠15週 :妊娠前+1.3kg (+0.3kg)
妊娠19週 :妊娠前+2.5kg (+1.2kg)
妊娠23週 :妊娠前+5.8kg (+3.3kg)
妊娠27週 :妊娠前+6.9kg (+1.1kg)
妊娠31週 :妊娠前+8.7kg (+1.8kg)
妊娠35週 :妊娠前+11.3kg(+2.6kg)
妊娠39週 :妊娠前+11.7kg(+0.4kg)
目標と実際の体重増加には、大きく乖離がある時もありますね。また、増える時は一気に増え、増えない時はほとんど増えていないですね。
人間なので、機械的に立てた目標通りにいかないのは当たり前です。
ただ、妊娠後期には体重が増えやすくなることは、知っておいたほうがよいかもしれません。
私は、妊娠前+11.7kgで、3265gの娘を出産することができました。
産後の体重について
産後の体重についても、お話しようと思います。
先述の通り、妊娠前は身長:168cm、体重:52kg、
39週で出産するまでに11.7kg増え、63.7kgになりました。
そして、産後2ヶ月半頃までに、54kg台まで落ちています。
体重の減少の推移は、以下をご参照ください。
【産後の体重減少の推移】
産後5日目 :−3.8kg
産後15日目:−7.2kg
産後30日目:−7.7kg
産後45日目:−7.3kg
産後60日目:−9.9kg
自分の感覚としては、産後直後から産後1ヶ月くらいまでは体が回復しようとしているのか、いくらでも食べられそうなぐらい食欲がありましたが、産後1ヶ月を過ぎると落ち着いてきました。
食欲が落ち着いてきてからは、通常の食事+お菓子ぐらいに留めるようにしています。
産後6ヶ月ぐらいまでには、妊娠前の体重に戻せるとよいなと思っています。
ちなみに、産後直後から産後1ヶ月ぐらいまでは母乳+ミルク、それ以後は完全母乳です。
授乳に関するお話は、また別の機会にさせていただこうと思います。
今回は、ここまでにさせていただきます。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
※注意!
本記事は、明確な根拠の明示があるもの以外、私の経験を書いております。
私は助産師等の資格を有している人間ではありませんので、あくまでも具体例の一つとしてお読みください。
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