はじめに
赤ちゃんの体温調節って難しいと感じたことはありませんか?寒そうだから厚着をさせると、それは赤ちゃんにはよくないのだと言われることも……。
今回は、赤ちゃんの体温調節の難しさ、うちではどうしているのかについてお話したいと思います。
〜しぃちゃんが生まれてすぐの効率厨夫婦〜
しぃちゃん、寝ようね
(掛け布団を浅めにかける)
しぃちゃん寒そうじゃない?
もっと上までかけてあげようよ
えー、掛け布団が顔にかかって息ができなくなる方がこわい……
そうだけど、寒いのもかわいそうだよ。
もうちょっと上まで
(掛け布団を少し上にあげる)
「掛け布団はどこまでかけるべきか」
私と旦那は、よく掛け布団のかけ方で意見が食い違っていました。
私 :「掛け布団を上までかけすぎて窒息するのが怖い。多少寒くても、窒息よりはまし」
旦那:「窒息が怖いのはわかるけど、寒いのはかわいそう」
どちらも間違っていないので、結論は出ませんでした。スリーパーという掛け布団の代わりになるものを買ってからはこの論争が起こることはなくなりました。
赤ちゃんにはどのくらい服を着せるべきか
新生児期は大人と同じか1枚多く、生後1ヶ月以降は大人と同じか1枚少なめに着せるのがよいと言われます。ただし、屋内でもこもこ素材の服を着せたり、靴下を履かせたりするのはよくありません。動きを抑制してしまって発達の障害になってしまったり、熱がこもって乳幼児突然死症候群の原因になってしまったりするからだそうです。
でも、赤ちゃんの手足を触ると本当に冷たいのです!親としては、ついつい厚着させてあげたくなってしまいます。
なぜ赤ちゃんの手足は冷たいのか
では、なぜ赤ちゃんの手足は冷たいのに、服を着せすぎてはいけないのでしょうか?
疑問に思ったので自分なりに調べてみました。
赤ちゃんは皮下脂肪が少なく、外気温の影響を非常に受けやすいです。気温が高ければすぐに温かく、気温が低ければすぐに冷たくなってしまいます。しぃちゃんも暖房にあたっていた足がすぐに赤くなってしまうことがありました。大人も同じですが、体幹部(胴体)よりも手足の方が外気温の影響を受けやすくてすぐに冷たくなりやすいです。赤ちゃんは大人よりも外気温の影響を受けやすいので、大人よりも手足が冷たくなってしまうことがあるようです。
そして、赤ちゃんは手足の方が外気温の影響を受けやすいのを利用して体温調節を行なっているのだそうです。体温が上がりすぎた時、手足の血管を収縮させることで体温を下げるんです。だから、もし体温が上がりすぎた時にちゃんと体温を下げられるように、屋内で靴下やミトンはつけない方がいいということになるようです。
うちの子の服装
しぃちゃんは8月生まれです。生まれてから冬に突入し初めての寒い季節を経験しています。生まれたてのときは暑かったのでインナーの生地も夏仕様でしたが、寒くなってきてからはもう少し暖かそうな生地のインナーを購入し直しました。
屋内のとき
屋内では常にインナー+服です。靴下やミトンはつけていません。夜寝る時には、スリーパーをつけて寝ています。生まれたばかりの暑い時期は掛け布団を浅めにかけるだけでしたが、寒くなってきたのでスリーパーを購入しました。
屋外のとき
ベビーカーのときは、毛布をかけてあげます。
抱っこ紐のとき、スーパー程度なら屋内の服のままで行っちゃいます。電車やバスに乗る遠出なら、靴下やフード付きカーディガンを着せています。抱っこ紐(正面抱き)はお腹が接していて暑くなりやすいようなので、着させすぎないことを心がけています。
さいごに
大人とは感覚が違うので、赤ちゃんの体温調節は本当に難しいなと思いました。以前の記事でもお話しましたが、お風呂で寒がっていたのに気づけなかったこともありました。
温かくしすぎるのが怖いと聞いてから、私はついつい薄着にさせがちです。旦那と一緒のお出かけのときは、よく旦那に「それじゃ、寒そうだよ!」と言われます……。
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